でっさるっ! (出歩く)
三島村の見どころ
硫黄島、黒島、竹島からなる三島村へのアプローチは、船舶(フェリーみしま:写真)と航空機があります。
フェリーは鹿児島本港から週4便あり、航空機は鹿児島空港から週2往復です。いずれも天候に左右されやすいのでご注意ください。
また、役場は三島の住民が平等に利用できるよう、フェリーの発着場があり経済と生活が直結している鹿児島市(名山町12番地18号)に置いています。
聞くところによると市町村で唯一、一度も役場を区域内に設置したことのないところだそうです。
写真は鹿児島本港に停泊中の〝フェリーみしま〟です。
( 硫 黄 島 )
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- 周囲14.5km、面積11.79平方kmの活火山の島です。 硫黄島の名の通り、島の周りには解け出た硫黄が海を染めています。
- 三島開発総合センター
- 郷土資料を展示しています。孔雀小屋や温泉施設もあります。
<09913‐2‐2262>
- 俊寛堂
- 1177年の鹿ヶ谷事件(平家転覆の陰謀が暴露した事件)で、俊寛僧都は鬼界ヶ島(硫黄島)へ流されました。
その後、赦免されることもなく、この地で没しました。
- 硫黄島港
- 絶え間なく湧出する硫黄が海を赤く染めています。
- ( 温泉 )
- 島内にある、三島開発総合センター、坂本温泉、東温泉は全て無料。
ただし、波打ち際の東温泉には脱衣所はありません。
「写真協力:(公社)鹿児島県観光連盟」
- 野生の孔雀
- 野生の孔雀が、原生林を雄飛しています。
- 安徳天皇の墓
- (MISHIMA CUP ヨットレース)
- 平成2年に始まったヨットレースで7月下~8月初旬に開催されます。県内外のヨットマンが腕を競い合います。
- ユネスコ無形文化遺産(仮面神 メンドン)
- 旧暦の8月1日の熊野神社に奉納する八朔太鼓踊りの最中に出現します。 スッベンの木の枝・シバで叩いて回り、叩かれると悪霊が払われると言われています。
( 黒 島 )
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- 周囲15.2km、面積15.65平方kmの島です。
- 白衣観音像 (片泊)
- 明治28(1895)年7月24日の台風は、黒島沖でかつお漁船23隻を沈没させ411名の死者を出す枕崎海難史上最大の悲劇となりました。
(黒島流れ)犠牲者の慰霊のために建立されました。
- みしま焼酎 無垢の蔵 (三島村黒島204-1)
- あのユネスコ無形文化遺産 メンドンのラベルの焼酎、その名も「メンドン」! あっ そのままでしたね アハハ
焼酎メンドンは、三島村で穫れたサツマイモと黒島の水で醸造されました。
今のところ、黒島と硫黄島の酒屋さんとフェリーみしまの船内で販売しています。
- 有吉佐和子文学顕彰碑「私は忘れない」 (三島村黒島67-4)
- 姥捨て伝説の取材のために黒島を訪れた有吉さんは、島で生きる人々の素朴な生活に触れ、離島問題をテーマとした小説「私は忘れない」を発表しました。
「私は忘れない」は映画化され、黒島の名が日本中に知られることになりました。
<大里ふるさとセンターの入口>
- 特攻平和観音像 (大里)
- 1945年5月に串良基地を出撃し、エンジン故障のため大里沖に着水し島民に助けられた元海軍兵の江名武彦さんが建立しました。
<黒島平和公園>
- 慰霊碑 (大里)
- 元陸軍兵・阿部正也さんは1945年4月に黒島に不時着したが、再出撃を望み小舟に乗って本土に渡りました。
そのときに舟をだした安永克己さんが建立しました。
( 竹 島 )
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- 周囲9.7km、面積4.18平方kmの、その名の通り、全島竹に覆われた島です。